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マインドで処理すると本質課題は見えてこないからメソッドで処理しませんか。という提案書。

20代前半の自分を振り返ると、業務上のほとんどのフィードバックに対して、「頑張ります」って返答してきた気がします。

20代前半だったからある程度許された気もしますが、「頑張ります」って一旦その場を回避するキラーワードですよね。いつでも誰からでも回避できました。超真剣な表情で、「はい、頑張ります!」って言えば、「お前いいよ、気合い入ってるよ」って言ってもらえました。つまり「頑張ります」って最強です。
頑張ります>その他の言語

・・・嘘です。

話を戻すと、「頑張ります」を繰り返しているうちに、いかなるフィードバックをもらっても「頑張ります」しか言わなくなって、思考しなくなって、いつまでも同じ。失敗を繰り返す、そんな人になります。

フィードバックを真面目に受け止めていないと言えますね。
正しく言うと、フィードバックを処理できていないですね。

マインド処理ではなく、メソッドで処理

マインドで処理しないでー! 
外国人が「マインド」と「メソッド」ってどういう意味?と言ってるイラスト

マインド処理とはつまり「頑張ります」。気持ちで処理している状態で、どちらかというとその場の処理をしています。
マインドは分かりましたが、具体的にフィードバックをどのように受け止めて、今後どう生かすかがわかりません。本人もわかっていません。

〔よく使うマインド処理ワード〕

・頑張ります!
・意識します!
・確かに!
・御意
・考えてみます!

一次返答としては別にいいんですよ、一次返答としては。ただ、次に活かせる処理をしたいじゃないですか、どうせなら。だから、マインドではなく、極力メソッドで処理して欲しいんですよね。

メソッドっぽくしてください、難しいけど

一方のメソッド処理は、方法。もっと具体的で体系的な処理をするので、次回以降もその方法を利用して問題を解決することができます。では、どうやってそれらフィードバックや問題をメソッドにするのか?
僕は以下の方法でいつも考えています。

フィードバックや問題はあくまで概念で、本質課題ではないので、本質課題を探しに行きます。
「フィードバックや問題はあくまで概念で、これを細分化して本質課題に導く質問や自問自答を繰り返す」という文字列が何行も書かれていて、だんだん小さくなっていく図
本質課題を探す時には、「良かった点」「悪かった点」「疑問点」を質問したり、自問自答します。

大きい質問から小さい質問へ。焦点をマクロからミクロに変えまくる

例えば上司から、こんなフィードバックをもらったとします。

「君はいつも文末が尻窄みで、プレゼンが聞き取りにくいよ。もっとわかりやすく話してくれないか。これでは受注できないよ。」

なんと抽象的なフィードバックなんだ。いや、これを具体的と解釈する人もいるだろう。

言われた通りに直すとしたら、文末の尻窄みを無くして
「このように考えておりま
「これがベストで
こんな感じで今後取り組めば解決するのかな?

ここに先ほどの質問や自問自答を繰り返してほしい。

ではメソッド処理をしてみよう。

「良かった点」は内容。
「悪かった点」は文末が尻窄みで聞き取りづらいこと。
「疑問点」どうして文末が尻窄みだとダメなのか?

→文末が尻窄みだと、聞き取りづらいな。→聞き取りづらいと…話の内容が入ってこないのか。

ここまででも既に先ほどのフィードバックと内容が違います。文末が尻窄みであるということよりも、内容が伝わらないことが問題です。そしてまた繰り返して欲しい。

どうして内容が伝わらないことが問題なのですか。
内容が理解されなかったら受注できるわけないじゃん!

→それはそうです。



では、私のプレゼンで内容が伝わりやすい部分はどこですか?
プレゼンで良かった点はないが、資料の図示がわかりやすかったこと、展開がすごく良かったこと。

→え、むしろプレゼンが邪魔?
・・・・・・

(疑問点をぶつける)
(回答をもらう)
(疑問点をぶつける)
(回答をもらう)

みたいなことを繰り返すと、プレゼン時に相手がどのようなリアクションを取ると伝わっているかを想像しながらプレゼンすることができていないことがわかりました。

プレゼンが上手く行ったときの状態を想像している人のイラスト
なので、これを自分なりの解決メソッドに転換して、今後は活用してみてください。ということです。

フィードバックや課題は、しっかりと向き合うことができれば、まだまだ成長につながるなと、いつも実感しています。
すごく難しいですが、「頑張ります」っていう処理は極力避けて、メソッドっぽく処理するように挑戦してみてください。


明日から僕も、気合入れて頑張ります。

kuroking