Yahoo!リスティング広告徹底解説|Googleとの比較と費用対効果を上げるコツ | KURO HOLDINGS株式会社

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2026/10/07

Yahoo!リスティング広告徹底解説|Googleとの比較と費用対効果を上げるコツ

  • リスティング広告
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  • Webマーケティング
  • デジタルマーケティング
  • LINEヤフー広告

本記事ではリスティング広告を検討中の方に向けて、Yahoo!広告の始め方や費用対効果を上げるための6つのチェックポイントなどをご紹介しています。中にはGoogle広告とYahoo!広告、どちらにすべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。

それぞれを選ぶべきケースやメリットデメリットを正しく理解することで、自社に最も適した形で広告をスタートできます。Yahoo!広告に関する情報を網羅的に解説していますので、ぜひお役立てください。

Yahoo!広告の基礎知識

Yahoo!には検索・ニュース・ショッピング・天気・地図など100を超えるさまざまなサービスがあり、豊富な掲載面が魅力の一つと言えます。2023年時点でYahoo!のメディア全体の月間ページビュー約830億というデータも発表されており、年齢問わず多くのユーザーから親しまれているメディアとなっています。

Yahoo!の広告は2種類あるディスプレイ広告とリスティング広告の表示面の比較画像

Yahoo!広告には大きく分けて、検索広告・ディスプレイ広告の2種類の広告があります。

リスティング広告

 

リスティング広告は、Yahoo! JAPANで検索した際に検索結果の上位に表示されるテキスト広告です。すでにニーズが顕在化しているユーザーに広告を配信できるので、コンバージョン率が高い広告となっています。

 

Yahoo! JAPANの検索結果だけではなく、Bingなど提携しているパートナーの検索結果にも広告を掲載することができ、幅広くユーザーに配信することができます。クリック課金方式なので、クリックされた際に広告費用が発生します。

 

ディスプレイ広告

Yahoo! JAPANのトップページやYahoo!ニュースなどのサービスページ、その他提携しているWebサイトやアプリに画像や動画を表示できるのが、ディスプレイ広告です。

 

豊富な掲載面を使ったアプローチが可能であり、広告出稿の目的に合わせて運用することができます。印象に残りやすい画像や動画を使うことで、興味があるものの購入意欲まではない潜在層にも認知してもらうことが可能です。

 

ディスプレイ広告には3つの課金方式があります。

  • クリック課金:クリックされた際に広告費用が発生
  • 動画再生課金:動画が再生されるごとに費用が発生
  • ビューアブルインプレッション課金:ユーザーの視認領域に広告が掲載された回数に応じて費用が発生

Yahoo!とGoogle広告の違い

Yahoo!リスティング広告とGoogleのリスティング広告では、ターゲティングできる範囲や広告面に掲載できる情報に違いがあります。

ターゲティング設定の比較

Yahoo!広告 Google広告
サイトリターゲティング リマーケティング
デバイス デバイス
地域 地域
曜日・時間帯 曜日・時間帯
– 年齢、性別
– 子供、配偶者の有無
– 世帯収入
– 教育
– 住宅所有状況
– 就業状況
– ユーザーの興味や関心、習慣
– ユーザーが積極的に調べている内容

 

なお、Yahoo!のサイトリターゲティングとGoogleのリマーケティングは呼び名が違うだけで同じ仕組みです。過去に広告主のサイトを訪問したことがあるユーザーに対して、広告を表示するものです。

配信先

Yahoo!のリスティング広告の配信先は、Yahoo! JAPANの他にLINEヤフー株式会社と提携した以下のパートナーサイトで配信されます。

(パートナーサイトの例)Bing、excite、Sleipnir Start、Vector

 

一方Googleのリスティング広告でも、Googleの検索結果の他にGoogleと提携している検索ネットワークのサイトに配信されます。

(パートナーサイトの例)goo、BIGLOBE、価格.com

表示オプション

広告表示オプションとは、リスティング広告の見出しと説明文以外に、サイトのリンクや電話番号などの情報を表示できる機能です。

Yahoo!広告 Google広告
クイックリンクアセット サイトリンクアセット
電話番号アセット 電話番号アセット
テキスト補足アセット コールアウトアセット
カテゴリ補足アセット アプリアセット
画像アセット 画像アセット
– 価格アセット
– 構造化スぺニットアセット
– 販売者評価アセット
– リードフォームアセット
– プロモーションアセット
– 住所アセット

 

Yahoo!広告ではクイックリンクアセット、電話番号アセット、テキスト補足アセット、カテゴリ補足アセット、画像アセット、計5種類の表示オプションが用意されています。

 

一方Google広告では、アプリストアへスムーズにアクセスできるアプリアセットや、ユーザーからの評価をアピールできる販売者評価アセットなど、豊富なアセットがあります。

Yahoo!リスティング広告のメリット・デメリット

ここからはYahoo!リスティング広告のメリット・デメリットについてご紹介します。

メリット

Yahoo!の提携サイトにも配信できる

Yahoo!のリスティング広告は、Yahoo! JAPANの他にLINEヤフー株式会社と提携したパートナーサイトでも配信することができます。Bing、exciteなどのサービスにも配信できるため、幅広いターゲットにアプローチすることができます。

ディスプレイ広告との相性が良い

Yahoo!リスティング広告は、Webサイトやアプリの広告枠に表示される画像・動画・テキスト形式のディスプレイ広告と親和性が高いと言えます。

 

Yahoo!のサーチターゲティング機能では、ユーザーが過去に検索したキーワードを利用してディスプレイ広告を配信することができます。キーワード単位での精緻なターゲティングを通して、抜かりなくターゲットユーザーに届けることが可能です。

サポートが充実している

Yahoo!では、広告出稿が初めての方向けの無料サポートが充実しています。Yahoo!のヘルプページでは、実際の画面やヒントを見ながら各ステップを進めていくことができます。

 

また広告運用をこれから始める方におすすめのサービスとして、初期設定代行サービスがあります。

初期設定代行サービスでは、下記設定を専門スタッフが代行して行ってくれます。

  • キーワードの選定
  • 広告テキストの作成
  • 入札価格の設定
  • 広告管理ツールの設定

どのような広告を出していいか分からない人に向けて、専門スタッフのアドバイスを聞きながら広告の設定・入稿まで行うことができるので、初心者の方はぜひ利用してみてください。

 

その他にも、すでに広告運用中の人におすすめのサポートとして、広告設定まるっとおまかせサービス、画像アセット設定代行サービスがあります。

専門スタッフが下記の設定項目について、商材やサービスにあわせて代行して行ってくれます。

  • キーワードの提案・入稿
  • レスポンシブ検索広告のタイトル・説明文の作成・入稿
  • 広告表示アセットの入稿・関連付け
  • アスペクト比1:1を3枚、アスペクト比1.91:1を1枚の4枚の画像を画像アセットに設定

さらにYahoo!広告のアカウントをまだお持ちでない方は、検索キーワード・料金見積サービスサービスを利用することができます。広告運用のプロがサイトの訪問に繋がる検索キーワードと1クリックあたりの料金目安・見積りを、無料で提案してくれます。

デメリット

Googleよりも機能が少ない

ターゲティング方法や広告表示オプションは、Googleの方が圧倒的に豊富です。そのため機能面を重視する場合は、Googleの方が有利であると言えます。

管理・設定が難しい

Yahoo!広告では、リスティング広告とディスプレイ広告を同時に運用している場合それぞれで管理画面が異なります。複数の管理画面を使い分ける必要があるため、少し管理が手間に感じる人もいるかもしれません。

 

またGAなどの分析ツールと連携する際には、パラメーターを使ってタグ入れをする必要があります。Yahoo!広告経由で訪問したユーザーをGA4で計測したい場合、未設定のままでは自然検索として認識されてしまい、正確に計測することができません。そのため、初心者にはそういった設定が難しく感じる場合もあるでしょう。

Yahoo!広告・Google広告を選ぶべきケース

次に、Yahoo!広告とGoogle広告どちらを選ぶべきか悩んでいる人のために、それぞれに適したケースをご紹介します。

Yahoo!広告が向いている場合

高年齢層がターゲットの場合

Yahoo!を利用しているユーザーは男女比率・年代差が少ないのが特徴ですが、中でも高年齢層の利用者が多くなっています。Yahoo!が公開しているデータによると、40歳から65歳以上のユーザーだけで全体の66%を占めています。

引用:https://s.yimg.jp/images/listing/pdfs/yj_mediaguide.pdf

 

そのため、高年齢層にアプローチしたい場合に向いている広告と言えます。

BtoB商材の場合

Yahoo!リスティング広告で配信できるパートナーサイトの一つに、検索エンジンBingがあります。BingはWindowsのデフォルトブラウザMicrosoft Edgeで利用される検索エンジンです。つまりWindowsPCを購入したユーザーは、自ずとBingで検索する機会が増えることになります。

 

そのため、PCで検索する機会が多いBtoBの商材に関してはYahoo!リスティング広告を使うことで、より多くのユーザーにアプローチできるようになるでしょう。

 

また、先述したYahoo!の主要ユーザー層である高年齢層にはビジネスをしている人の割合が高く、さらに決裁者の割合も高い可能性があります。これらを総合的に見て、Yahoo!リスティング広告はBtoB商材に向いていると言えます。

検討期間が長い商材の場合

Yahoo!ディスプレイ広告と併用することで、過去に特定のキーワードで検索したことのあるユーザーの囲い込みや豊富な広告枠での配信を効果的に行えます。

 

リスティング広告とディスプレイ広告を同時に利用することで、検討期間が長い商材では特に効果を発揮できるでしょう。

Google広告が向いている場合

若年層がターゲットの場合

総務省が実施した令和8年版 情報通信白書では、Google検索は最もよく使う検索サービスの一位となっています。

引用:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r08/html/datashu.html#f00231

Googleは全年代に強い検索エンジンですが、特にYahoo!ではカバーしにくい若年〜中年層がターゲットの場合に向いていると言えます。

スマホと相性が良い商材の場合

Google広告は、スマホでよく利用される商材で特に力を発揮します。Android端末ではGoogle Chromeが標準ブラウザとして搭載されており、スマホで検索するユーザーの検索手段としてもGoogleは馴染み深いものとなっています。

 

そのためスマホでの購買行動をメインとするような商材には、最もGoogleが適していると言えるでしょう。

リスティング広告を出すのが初めての場合

より多くのユーザーにリーチでき、ターゲティング方法が豊富なため、初めてチャレンジするならGoogleから始めるのがおすすめです。

 

またGoogle広告は専用アプリからも掲載状況を確認でき、外出先でも気軽に管理することができます。リスティング広告が初めての場合は、特に広告の設定の見直しや確認を頻繁に行うかもしれません。そういった際にスマホアプリからすぐに確認がとれるため、とても便利になるでしょう。

Yahooリスティング広告を始める前の準備

1. 広告を出す目的を整理する

広告配信の目標例としては

  • 商品の購入
  • お問い合わせ
  • 予約
  • 資料請求

などが挙げられます。

広告運用の目的は、事業目的と関連するものを設定しましょう。広告を配信する目的を明確にしておくことで、その後の運用、効果測定も効率よく行えます。

2. ターゲットを明確にする

リスティング広告で効果を出すためには、狙うべきターゲットの明確化が必要不可欠です。ターゲットはデモグラフィック、サイコグラフィックを参考にターゲット像を定めていくのがおすすめです。

 

デモグラフィックとは、性別、年齢、収入、職業、学歴、家族構成、居住地などの人口統計学的な属性の総称のことを指します。一方のサイコグラフィックは、性格、価値観、ライフスタイルなどの心理的属性の総称のことを指します。

 

デモグラフィックの例

  • 性別
  • 年齢
  • 家族構成
  • 月収、年収
  • 職業
  • 教育レベル
  • 居住地

 

サイコグラフィックの例

  • パーソナリティ(性格)
  • 価値観
  • ライフスタイル
  • 趣味
  • 購買行動

 

自社で明確なペルソナを決めていないという場合は、実際の顧客をイメージしてみると良いでしょう。可能な場合はターゲットに近い人物にアンケートやヒアリングしてみると、更に具体性のあるターゲット像が作成できます。

3. ターゲットへの提供価値を考える

ターゲットへの提供価値とは、顧客にとってのベネフィットつまり顧客の課題を解決するものです。

 

重要なのは、ターゲットの課題に対して自社が提供できる価値は何か、分かりやすく言葉にしてみることです。ターゲットの課題や自社の価値を知ることで、ターゲットが検索するであろうキーワードを推測しやすくなり、より高い訴求力の広告を作成することができます。

4. 予算を決める

目標値が決まっている場合は、下記の計算式から予算を決めると良いでしょう。

 

目標CPA (顧客獲得単価)× 目標CV数(商品購入など具体的なアクションの数) = 必要予算

(例)目標CPAが5,000円、目標CV数10件とした場合、必要予算は50,000円です。

 

目標値が定まっていないという場合は、Yahoo!の料金見積サービスを利用するのもおすすめです。1クリックあたりの料金目安とあわせたお見積りを無料で提供してくれます。

 

▼関連記事

リスティング広告の費用の決め方|初心者が押さえたい費用の仕組みや相場

Yahoo!リスティング広告の始め方

1. Yahoo! JAPAN IDを取得する

Yahoo!広告を始めるには、Yahoo! JAPAN IDが必ず必要です。

 

Yahoo! JAPAN IDをお持ちでない方は、Yahoo!広告お申し込みページの登録フォームより以下の手順で登録作業を行いましょう。

 

登録フォーム内では、携帯電話でのID登録が必要になります。携帯電話を手元に用意し、携帯電話番号の入力を行ってください。

 

入力した携帯電話番号にSMS(ショートメッセージ)で確認コードが送信されますので、そちらを確認しましょう。その後STEP3にある画面に従い、必要項目を入力し登録を行っていきます。

 

「登録する」ボタンをクリックすると、Yahoo! JAPAN IDの登録が完了します。

2. Yahoo!広告を申し込む

次に、取得したYahoo! JAPAN ID からYahoo!広告の申し込みを行います。

 

Yahoo! JAPAN IDでログイン後、画面の指示に従って会社情報や管理者情報などの入力を行ってください。入力後には、携帯電話番号とメールアドレスの認証が必要になります。記載されたSMSコードとメールコードを確認し認証を行いましょう。

 

「ご登録ありがとうございます」の表示が出たら、Yahoo!広告の申し込みは完了です。

 

3. 検索広告にログインし、予算を設定する

 

Yahoo!広告管理ツールへはこちらからログインすることができます。Yahoo!広告管理ツールは、広告の作成やレポートの確認、広告費用の入金など広告に関わる作業を行うための管理サイトです。

 

広告管理ツールにログインできたら、広告にかける予算を決めていきます。まずは1カ月の広告予算をもとにして、1日にかける予算と広告のクリック単価を決定します。

 

(例)

1カ月の広告予算が45,000円の場合

1日あたりの予算は、45,000円÷30日で1,500円となります。

 

なおクリック単価は、1日あたりの予算÷希望クリック数です。

(例)1日に15クリックを希望する場合

1,500円÷15クリックで、広告1クリックの単価は100円となります。

 

これらは広告作成時に設定する必要がありますので、メモしておくと良いでしょう。

4. 広告とキーワードを設定する

次にキャンペーン、広告グループ、キーワード、広告の順に作成していきます。

キャンペーンの作成

キャンペーンは、3つのキャンペーンタイプから自社にあったものを選択できます。

 

  • 標準キャンペーン(見込み度の高い集客を目的とした標準キャンペーン)
  • アプリダウンロードキャンペーン(アプリのダウンロード数を伸ばすことを目的とした専用キャンペーン)
  • 動的検索連動型広告キャンペーン(指定したWebサイトの内容をもとに、キーワードや広告の一部が生成されるキャンペーン)

 

動的検索連動型広告では、指定したサイトにもとにシステムが自動的にキーワードや広告文を作成します。商品数が大量にあるECサイトなどにはおすすめのキャンペーンです。

 

キャンペーンタイプ選択後、キャンペーン名・スケジュール・予算などを入力していきます。

キャンペーン作成時の設定項目は以下の通りです。

項目 キャンペーンタイプ 説明
キャンペーン名 全タイプ キャンペーンを識別するための名称です。
配信設定 全タイプ オンでは配信、オフでは配信が停止されます。
一日の予算 全タイプ キャンペーンで使用する1日分の予算(日予算)です。
掲載期間 全タイプ 広告の掲載期間の開始日と終了日を設定できます。
入札戦略 全タイプ 手動入札か自動入札かを設定できます。
ターゲティング 全タイプ 広告を配信する曜日・時間帯、デバイス、地域などを設定できます。
広告を表示する検索画面 全タイプ 広告を表示する検索画面を以下2種類から選択します。

全て(推奨):検索サイトの検索結果、キーワードからの誘導先ページに広告を表示

Webサイト検索のみ:検索サイトの検索結果に広告を表示

対象外キーワード 全タイプ 対象外キーワードを設定すると、その語句を含む検索キーワードでは広告が表示されなくなります。
URLオプション 全タイプ キャンペーンにトラッキングURLやカスタムパラメータを設定したい場合に入力します。

 

入札戦略にある手動入札では、広告グループまたはキーワード単位で入札価格を個別に設定することができます。一方の自動入札では、各キャンペーンの目的に合わせてキーワードの入札価格が自動で調節されます。

 

また、検索を表示する検索画面にある「キーワードからの誘導先ページに広告を表示」とは、Webサイト以外のインターネットコンテンツの検索を目的とする検索機能で広告を表示することを指します。

 

例えば画像や動画などの検索、サイト内での検索、またはサイト上に表示されたキーワードに応じた広告表示の方式が当てはまります。いずれも特に希望がない場合は、推奨の設定のままで構いません。

 

なお、キャンペーン予算は月額ではなく日額になっていますので、先ほど検討した一日あたりの予算を誤りのないように入力しましょう。

 

本記事では、標準のキャンペーンタイプに絞ってご紹介しております。もし標準以外のキャンペーンタイプを利用したい場合は、Yahoo!広告ヘルプも合わせて参考にしてください。

広告グループの作成

広告グループとは、キャンペーンの下の管理単位です。それぞれの商材ごとに別々の広告を用意する場合は、その数だけ広告グループを作成しましょう。

 

キャンペーン一覧画面で広告グループを作成するキャンペーンを選択し「広告グループ作成」をクリックします。広告グループ作成時の設定項目は以下の通りです。

項目 キャンペーンタイプ 説明
広告グループ名 全タイプ 広告グループを識別するための名称です。
配信設定 全タイプ オンでは配信、オフでは配信が停止されます。
入札戦略 全タイプ 広告グループを作成するキャンペーンの入札戦略が表示されます。
広告グループ入札価格 全タイプ 広告グループの入札価格を入力します。
ターゲティング 全タイプ 広告を配信するデバイスと入札価格調整率を設定できます。
効果の高い広告の優先表示 全タイプ 広告グループ内に複数の広告を登録した場合、高いパフォーマンスを望める広告を優先的に表示するか選択できます。
対象外キーワード 全タイプ 対象外キーワードを設定すると、その語句を含む検索キーワードでは広告が表示されなくなります。
URLオプション 全タイプ トラッキングURLやカスタムパラメータを設定したい場合に入力します。

 

入札価格は1円~80,000円で入力します。手動入札を設定している場合は、広告グループ内のキーワードにはこの広告グループ入札価格が適用されます。

 

また、ターゲティングにあるデバイスごとの入札価格調整率では、下記の範囲で設定が可能です。

  • 引き上げ率:0%~900%(0%~900%の範囲で入札価格を高く設定)
  • 引き下げ率:1%~90%(1%~90%の範囲で入札価格を低く設定)、または100%

引き下げ率を選択し「100」を入力すると、該当のデバイスには広告を配信しない設定となります。

 

さらにキャンペーンタイプが動的検索連動型広告の場合には、以下の項目の入力も必要です。

 

動的検索連動型対象ページ 動的検索連動型広告 キャンペーンで設定したドメインまたはページフィードから、広告の最終リンク先URLの対象として設定する条件を選択します。

キーワードの設定

サイドメニューのキーワードより「キーワード作成」をクリックします。キーワードを作成するキャンペーンと広告グループを選択し、キーワードを作成していきましょう。キーワードは1行に1つずつ入力してください。最大80文字、合計100個のキーワード設定が可能です。

 

1つのキーワードに複数の語句が含まれる場合は、語句の間に空白(スペース)を入れて入力しましょう。

(例)ハワイ旅行 代理店

 

さらに入力欄の下部にて、マッチタイプの選択も行います。

 

完全一致では、登録キーワードと検索キーワードが完全に一致した場合、または類似パターンに該当した場合に広告が表示されます。

フレーズ一致では、検索キーワードの中に登録キーワードと一致するフレーズが含まれていた場合に広告が表示されます。

インテントマッチでは、登録キーワードの類義語や関連性のある検索キーワードに対しても、広告が表示されます。

 

それぞれのマッチタイプの詳しい表示例については、Yahoo!広告ヘルプをご参照ください。

広告の作成

サイドメニューの広告より「広告作成」をクリックします。

 

今回は、レスポンシブ検索広告を例としてご説明します。

広告作成時の設定項目は、以下の通りです。

項目名 説明
広告名 広告を識別するための名称です。
配信設定 オンでは配信、オフでは配信が停止されます。
アセット タイトルを3~15個作成します。作成したタイトルは、広告配信時に自動的に組み合わされます。

※1つのタイトルにつき全角15文字(半角30文字)以内

表示位置の固定 タイトルに表示される際のアセットの表示位置を固定できます。
アセット(説明文) 説明文を2~4個作成します。作成した説明文は、広告配信時に自動的に組み合わされます。

※1つの説明文につき全角45文字(半角90文字)以内

表示位置の固定 説明文に表示される際のアセットの表示位置を固定できます。
最終リンク先URL ユーザーが広告をクリックしたときに表示されるページのURLを入力します。
スマートフォン向けURL ユーザーが広告をクリックしたときに表示されるページがPCとスマホで異なる場合に、スマホ専用のURLを入力します。
表示URL 表示URLは、検索された際に広告の一部として表示されるURLです。「最終リンク先URL」欄に入力した内容に応じて自動生成されます。
トラッキングURL トラッキングURLを設定したい場合に入力します。
カスタムパラメータ カスタムパラメータを設定したい場合に入力します。

 

「作成」をクリックしたら、広告作成が完了です。

5. 審査・配信開始

広告設定が完了したら、Yahoo!による審査が行われます。(およそ3営業日前後)審査が完了し、入金した広告費用がアカウントに反映されると広告掲載が可能になります。

費用対効果を上げるための6つのチェックポイント

ここではYahoo!が推奨している運用手法「六連」をもとに、Yahoo!リスティング広告で費用対効果を上げるための6つのチェックポイントをご紹介します。

1. 適切なアカウント構造になっているか

まずYahoo!広告の仕組みを理解し、適切な設定ができるかが重要になります。

 

アカウントの構造をシンプルにし基礎的な機能を使いこなすことで、機械学習による最適化がかかりやすいアカウントの基礎土台を構築することができます。

インプレッション分散を防ぐ

同じアカウント内で同一の検索キーワードに複数の登録キーワードが反応する状態になっていませんか?訴求軸に応じて広告グループと登録キーワードを分け、同じアカウント内でのインプレッションの分散を避けましょう。

※引用:STEP1 基盤構築|Yahoo!広告推奨運用手法「六連」

広告表示アセットを活用する

広告表示アセットを活用することで、ユーザーはサービスに関する情報をより多く入手でき、広告効果の向上が見込めます。

 

また、Yahoo!の調査によると、

“クイックリンクアセット、テキスト補足アセット、カテゴリ補足アセットの3つを網羅的に設定することで、クリック率がPCで64%、スマートフォンで27%アップする”

とのデータがあります。

※引用:STEP1 基盤構築|Yahoo!広告推奨運用手法「六連」

 

必ず広告表示アセットは設定しておきましょう。

機会損失を回避する

予算は配信機会に対して、適切に設定されていますか?予算が十分ではない場合、自社の商材やサービスを探しているターゲットユーザーがいても広告が表示されなくなってしまい、配信機会の損失を発生させてしまいます。

 

配信機会の損失の有無は、インプレッションシェアの損失率から判断することができます。インプレッションシェアの損失率は、広告表示機会の総数に対して実際に広告が表示されなかった回数の割合を指します。

 

インプレッションシェアの損失率が高い場合は以下のような方法を試してみましょう。

 

予算が問題となっている場合

  • 一日の予算を増やす
  • キーワードの見直し、コンバージョンに繋がるものだけに絞る

 

広告のランク(掲載順位)が問題となっている場合

  • 入札価格を上げる
  • クリック率を上げる

 

クリック率を上げる方法については【5. ユーザーの目に止まる広告になっているか】をご参照ください。

2. 目的にあった入札タイプが選択できているか

手動入札から自動入札に切り替えることで、キャンペーンのパフォーマンス改善や入札価格の最適化が期待できます。自動入札とは、キャンペーンの種類や広告掲載の目的に応じて、適正な入札価格を自動的に調整する機能です。

 

自動入札には7つの入札タイプがあります。

 

  • クリック数の最適化
  • コンバージョン数の最大化
  • コンバージョン単価の目標値
  • コンバージョン価値の最大化
  • 広告費用対効果の目標値
  • ページ最上部掲載
  • 拡張クリック単価

 

自社に合った入札タイプはYahoo!が提供している自動入札タイプ診断から診断することが可能です。広告の出稿目的に合わせた入札タイプを選択してみることをおすすめします。

3. ターゲティングとキーワード設定は最適か

リスティング広告で効果を得るためには、無駄な配信を防ぐ必要があります。狙ったユーザーに対するリーチ効率を高め、的を絞って広告を配信する方法をご紹介します。

サイトリターゲティング機能を活用する

サイトリターゲティングとは、過去に自社サイトを訪問したことがあり、かつ商品やサービスを検索しているユーザーに対して広告を表示するターゲティング機能です。

 

例えば競合が多いもののコンバージョンの期待が大きいキーワードに対しては、リターゲティング機能でサイトを訪問したことのあるユーザーにのみ配信すると、より効率的に費用対効果を高めることができます。

対象外キーワードを設定する

対象外キーワードを設定することで、その設定した語句を含むキーワードでは広告は配信されなくなります。自社サービスとは関係がないキーワードでの広告表示を防いで、費用対効果を高めることが可能になります。

 

対象外キーワードには以下のマッチタイプがあります。

  • 完全一致(ユーザーが検索する際に入力した語句が完全に一致している)
  • フレーズ一致(完全に一致するフレーズを含む語句をユーザーが検索した際)
  • 部分一致(ユーザーが検索時に入力した語句に含まれていた場合)

 

例えば「パソコン 修理」をユーザーが検索した場合、それぞれのマッチタイプでは表にあるクエリは表示されません。

マッチタイプ 完全一致 フレーズ一致 部分一致
広告が表示されないクエリ 「パソコン 修理」 「パソコン 修理 東京」

「パソコン 修理」

「パソコン 修理 店舗」

「パソコン 修理 値段」

「パソコン 修理」

 

対象外キーワードは、企業ごとにルールを設定することをYahoo!は推奨しています。

例えば、

  • コンバージョン0件のキーワードは除外する
  • クリック数が〇回に満たないものは除外する

など企業独自のルールを定めることがおすすめです。

4. 配信拡大する範囲は適切か

継続的に事業を拡大していくためには、新規顧客の獲得が欠かせません。新しい顧客を獲得し続けるためには、下記のような方法があります。

キーワードの配信機会を最大化する

キーワードの配信機会を最大化するためには、インプレッション損失率を改善していく必要があります。インプレッション損失率が高い場合は、設定した予算や掲載順位に課題がある状態かもしれません。予算の拡大といった配信機会を増やす対策が必要です。完全一致からフレーズ一致にするといったマッチタイプの拡大やキーワードの追加を行い、さらなる配信拡大を狙っていくのが良いでしょう。

動的検索広告の活用

動的検索連動型広告では、指定したサイトにもとにシステムが自動的にキーワードや広告文を作成します。

 

キーワードと関連性の高いタイトルを自動生成できるため、ユーザーの検索意図とマッチしたクリックされやすい広告を作ることができます。商品数が大量にあるECサイトや、多くのサービスを取り扱うサイトの場合、特に効果を発揮しやすいと言えます。

 

ただしマッチタイプを拡大すると、その分配信範囲が広がりすぎる可能性があります。対象外キーワードの設定を行うなどして、配信範囲の拡大後は特にメンテナンスを怠らないようにしましょう。

5. ユーザーの目に止まる広告になっているか

ユーザーの行動は、広告クリエイティブによってパフォーマンスが大きく変わります。検索したユーザーにとって魅力的な広告文にするために、以下のような方法があります。

レスポンシブ検索広告を運用する

レスポンシブ検索広告は、複数の広告見出しや説明文を自動で組み合わせてユーザーのデバイスサイズに適した形で配信する広告フォーマットです。ユーザーの検索語句に合わせて最適な広告が配信されるため、通常の広告よりも費用対効果の向上が望めます。

検索キーワードを広告文に取り入れる

ユーザーが検索している検索キーワードに対して、広告文はそれに関連したものになっていますか?最も簡単な方法として、検索キーワードを広告文の中に入れ込むという方法があります。

 

さらにYahoo!では、広告と検索キーワードの関連を高める以下の機能があります。

機能名 特徴
キーワードの自動挿入 登録しているキーワードを自動で挿入することができます。
アドカスタマイザー 広告のタイトルや本文に、商品名や販売価格、割引率など事前に登録した文字列や数値を自動で挿入できる機能です。
関数の活用 「あと○日」「あと○時間でセールが終了」など、特定の日時にむけたカウントダウンを広告に表示できます。

 

広告表示アセットの活用

広告表示アセットを活用することで、ユーザーはサービスに関する情報をより多く入手できるようになります。例えば、クイックリンクアセットでは、広告の下部に設定した最終リンク先URLとは別のURLへのリンクを表示できます。

 

Yahoo!の調査によると検索結果の最上部掲載の拡張クイックリンク(クイックリンク説明文)の設定率は93%となっています。広告表示アセットの活用により、ユーザーのニーズに応じた関連ページを案内できます。さらに、クリック率やコンバージョン率、コンバージョン単価といった全ての指標の向上に役立ちます。

6. 配信後に放置していないか

ここまでに行った改善方法は対応して終わりではなく、成果を維持するためには定期的なメンテナンスが必要不可欠です。

 

主に以下のチェックポイントを定期的に確認していきましょう。

  • インプレッション損失率(予算)が低く、十分に広告の配信機会が得られているか
  • 対象外キーワードを活用し、定期的にキーワードのメンテナンスを実施できているか
  • キーワードのメンテナンスを行い、新たな検索クエリーに対応できているか
  • 定期的にクリエイティブのメンテナンスを実施し、最適な表現で配信できているか

引用:STEP6 成果維持|Yahoo!広告推奨運用手法「六連」

よくある質問

どのくらいの予算で始めれば良い?

一般的には、20〜30万円が相場となっています。1クリックあたりの最低設定単価は1円から出稿できますが、少なすぎても効果が見込めません。許容できる上限予算を決めてから、一度配信して結果を見てみるのが良いでしょう。

効果が出るまでにどのくらい時間がかかる?

まずは、3ヶ月ほど様子を見るのが一般的です。早くて1ヶ月目から効果が出るケースもありますが、その後の効果測定で広告をさらに最適化していくためにも長期間運用することがおすすめです。

Yahoo!とGoogle、結局どちらがいいの?

Yahoo!広告・Google広告を選ぶべきケースでも紹介した通り、それぞれ利用できるターゲティング方法や期待できる効果が違うため一概には言えません。両方配信するのが最もおすすめではありますが、どうしてもどちらか一つから始めたい場合はGoogleが始めやすいでしょう。

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