【初心者向け】Google Analyticsの使い方|活用すべき理由を徹底解説 | KURO HOLDINGS株式会社

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2024/09/04

【初心者向け】Google Analyticsの使い方|活用すべき理由を徹底解説

  • Googleアナリティクス
  • GA4

「Googleアナリティクスって絶対に使うべき?」
「サイト改善のために使いたいけど活用方法がわからない」

Webサイトやブログを運営していると、Googleアナリティクスについて耳にする機会もあるでしょう。

本記事ではGoogleアナリティクスの基礎知識だけでなく、企業・店舗・ブログでの実際の活用例を紹介しています。自身で活用するイメージも湧くはずですので、ぜひ参考にしてください。

Googleアナリティクスの基礎知識

Googleアナリティクスとは、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールです。自身のWebサイトをGoogleアナリティクスに登録すると、幅広いデータの計測・分析ができるようになります。

 

取得したデータをもとに施策や修正をすればサイト改善につながるため、今やWebサイト運用には欠かせないツールです。

 

【予備知識】GA4について

 

Googleアナリティクスでは、「ユニバーサルアナリティクス」というバージョンを使用していましたが、2023年7月1日より、Google Analytics 4(通称GA4)にバージョンアップされました。使い方・取得できるデータの内容も変わるため、従来のバージョンを使用していた方も移行必須です。

 

これからGoogleアナリティクスを使い始めようと考えている方は、GA4の使い方を学ぶようにしましょう。

 

Googleアナリティクスの使い方|基本機能について

まずは、Googleアナリティクスの基本機能について紹介します。

調査内容 わかること
ユーザー どのような人がどれくらいサイトに流入しているか
集客 どこからサイトに流入しているか
行動 どのページをどのくらい見ているか
デバイス どのデバイスでサイトを見ているか
コンバージョン 商品購入や問い合わせなど、どの程度の成果が出たか

それぞれの調査内容と、データの使い方について解説します。

ユーザー調査

「どのような人がどれくらいサイトに訪問しているか」を測るのがユーザー調査です。

 

年齢・性別・地域・興味関心などのデータから、どのような人がサイトに興味を持っているかがわかります。ユーザー属性に偏りがあるなら、属性にあわせてサイトのデザインや記事のテイスト・セールスコピーを変更するとよいでしょう。

データの活用例:30代女性向けの商品を扱うECショップの場合

実際には20代から50代まで、幅広い年代の女性がサイトに訪れていることがわかった

→セールスコピーを全年齢向けに変更する

集客経路調査

「ユーザーがどのサイト・SNSから流入したのか」を測るのが集客経路調査です。どのサイト・ページから流入しているかがわかれば、集客のための広告配信にも役立ちます。

データの活用例:コスメを販売しているサイトの場合

Instagramからの流入が多く、店舗名での自然検索が少ないことがわかった

→Google広告ではなく、Instagramに表示できるFacebook広告を利用するべきだと判断できる

行動調査

「ユーザーはどのページを、どれくらい見ているか」がわかるのが行動調査です。

 

  • どのくらい記事をスクロールしているか
  • どの記事をどのくらいの時間見ているか
  • 同じページを何度訪れているか

 

上記のようなデータが計測できるため、よく読まれる記事をサイトの上位層に配置したり、離脱されやすい記事の内容を改善したりするために活用できます。

デバイス調査

Webサイトに訪問したユーザーが、スマートフォン・パソコン・タブレットのうちどのデバイスを使用しているかがわかります。

 

  • どのデバイス向けに広告出稿するのがよいかわかる
  • Webサイトのデザインを各デバイス向けにカスタムして見やすくする

 

デバイスごとにベストな表示にさせることで、ユーザーの利便性が上がります。

コンバージョン調査

コンバージョンとは、Webサイト上でユーザーが商品を購入したり問い合わせしたりして、成果が上がることを意味します。施策の実施後、コンバージョンがどう変化したかをチェックすることで次回以降の施策の参考になるでしょう。

 

なぜGoogleアナリティクスが必要なのか

 

売上増・目標達成につながるため、Googleアナリティクスの活用をおすすめします。では、なぜ売り上げが増加につながるのでしょうか。

 

2つの理由について解説します。

1. 施策の効果を検証できるから

Googleアナリティクスを活用すれば、ECでも店舗でも施策の効果が計測できます。

例1:ECショップで期間限定クーポンを発行した場合

クーポン発行前と後の一定期間を比較して、売上件数にどれほどの差があるか数値化できる

例2:店舗で子供向けイベントを開催する、と予定を公開した場合

イベント期間中と平常時を比較して、来店者数にどれほどの差があるのか数値化できる

 

データを精査すれば、どのような施策が効果的なのか可視化できます

2. 目標の達成度が数値化できるから

Googleアナリティクスで、あらかじめ設定しておいた目標への達成度を計測できます。

例:月間300件の資料請求を目標にしている場合

半月経過時点での数値を可視化することで、残りの半月でリカバリー施策を追加するかどうか検討できる

 

達成度を明確にすることで、コンバージョン改善への対策が可能です。

【実例】Googleアナリティクスの上手な使い方

最後に、Googleアナリティクスを活用している実例を紹介します。

 

  • ビジネス用のWebサイト
  • ECサイト
  • 店舗紹介サイト
  • 個人ブログ

 

自身に当てはまる例を参考に、Googleアナリティクスを活用してみてください。

ビジネス用のWebサイト

コンサルタント会社:ランディングページ(以下:LP)へのアクセスが多いにもかかわらず、コンバージョンが低い状態だった。デバイス調査ではスマホが一番多かったことからスマホ画面でLPを確認すると、画像の読み込みが遅く見づらい状態であることがわかり、改善につながった。

ECサイト

  • アウトドア用品店:「集客」をチェックしたところ、SNSからの流入が多いとわかった。Instagramの運営を強化したことでコンバージョンがアップし、売上高が130%になった。
  • 子供用おもちゃ販売店:「ユーザー」を分析すると、キャンプに関心がある世帯が多いことが判明。キャンプに持って行けるおもちゃを紹介すると、他の商品に比べて売れ行きが好調だった。

店舗紹介サイト

スイーツ店:通販事業は行っておらず、店舗の紹介サイトを運営している。実店舗で使えるクーポンをサイトで紹介したところ、来店者数が10%増加したことがわかった。第2回のクーポンでも効果が出るのか検証するために計画を立てている。

個人ブログ

趣味ブログ:誰にブログを見てもらえているのか分析したところ、自分が想像していたユーザー層ではなかった。改めてターゲットを考え直してブログをアップしていると、流入数が上がった。

まとめ

Googleアナリティクスを活用すると、売り上げの増加や目標達成のために役立つデータを計測・分析できます。今やWebサイトを運営している方には必須と言ってもよいツールです。

 

無料ですぐに始められるので、ぜひ活用してくださいね。

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