インプレッション数とは?目安・リーチやPVとの違い・成果に繋げる改善策まで解説! | KURO HOLDINGS株式会社

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2025/07/08

インプレッション数とは?目安・リーチやPVとの違い・成果に繋げる改善策まで解説!

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インプレッション数とは、Webマーケティングにおいて大事な指標であり、広告やコンテンツが表示された回数を指します。本記事では、インプレッション数の計算方法や他の指標との違い、媒体別のインプレッション数の確認方法、インプレッション数の増やすコツまで詳しく解説していきます。

「他の指標との違いがよく分からない」「インプレッション数を増やすコツが知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

目次

インプレッション数とは?定義と役割

インプレッション数とは、広告やコンテンツがWebサイトやSNSで表示された回数を表す指標です。SNS広告やGoogle広告、Yahoo!広告、またSNS運用での効果測定に活用されており、インプレッション数によって広告や投稿クリエイティブの露出度を可視化することができます。

インプレッション数の役割

インプレッション数の役割は、最終目的のための第一ステップといっても過言ではありません。

 

広告では大きく分けて、ユーザーの目に入る→クリックされる→ユーザーがアクションを起こすという流れが必要です。最終的にはクリック率やコンバージョン率が重視されますが、インプレッションがなければその先のコンバージョンには繋がりません。

 

インプレッション数が増えることによって、広告やコンテンツが表示される機会が増え、ユーザーが何らかのアクションを起こす可能性も高まります。つまりインプレッション数を増やすことで、広告やコンテンツの露出度が高まり、ブランドの認知やサービス利用が促進されるのです。

インプレッション数の計算方法

インプレッション数は、広告やコンテンツが表示された回数を単純にカウントします。

【例】

・1人に3回同じコンテンツが表示された場合…3回

・5人に1回ずつコンテンツが表示された場合…5回

目標インプレッション数の目安

広告(認知向上目的)の場合

認知向上を目的とした広告では、インプレッション数が最重要指標となります。媒体問わず、数十万〜数百万インプレッションを目指すことが一般的です。

広告(コンバージョン目的)の場合

問い合わせや購入などのコンバージョンを目的とした広告では、インプレッション数だけではなくコンバージョン数を最大化することが目標になります。インプレッション数としては数万〜数十万インプレッションあれば、十分なコンバージョンが獲得できるでしょう。

SNS投稿の場合

SNS投稿の場合は、フォロワーの2〜3倍のインプレッション数を目指すと良いとされています。自社のフォロワー数が1000人なら、インプレッションは2000~3000回が目標のインプレッション数となります。

関連指標(リーチ・PVなど)との違い

ここからは、インプレッションと似た意味で間違いやすい他の指標についても解説します。特にインプレッションとリーチは誤解されやすいため、正しく理解して広告やコンテンツ最適化を行いましょう。

リーチ

用語解説:リーチとインプレッションの違いの図

リーチは、広告やコンテンツが表示された人数を表す指標です。何人のユーザーに見られたかを示すのがリーチで、表示された回数を示すのがインプレッション数です。

 

例えば同じ人に5回表示された場合、インプレッション数は5、リーチ数は1となります。

 

ビューアブルインプレッション

用語解説:ビューアブルインプレッションとインプレッションの違いの図

ビューアブルインプレッションは、ユーザーが視認できる範囲に表示された広告の割合を表す指標です。ビューアブルは「View(見る)」と「ability(可能)」からなる言葉であり、簡単に言えば「広告が見えているかどうか」を意味します。先述したインプレッション数は広告が見られた回数ではなく、広告が表示された回数を指しているので意味が異なります。

 

例えばWebサイトの最下部に広告が配信されていても、ユーザーがそこまでスクロールして閲覧していなければ、広告を「視認」できているとは言えません。ビューアビリティの一般的な基準としては、広告の50%以上が連続して1秒以上表示されているかどうかで判断されます。

フリークエンシー

用語解説:フリークエンシーとインプレッションの違いの図

フリークエンシーは、同一のユーザーに対して広告やコンテンツが表示された回数を表す指標です。ある1人のユーザーに対して同じ広告が3回表示された場合は、その広告の表示回数である3回がフリークエンシーの数となります。

ページビュー(PV)

用語解説:PVとインプレッションの違いの図

ページビューは、Webサイトで表示されたページの閲覧数を表す指標です。

 

例えばあるユーザーがAのページを閲覧して、その後Bページの閲覧をしたとします。その場合サイト全体のページビューは2pvですが、Aページは1pv、Bページは1pvということです。

エンゲージメント

用語解説:エンゲージメントとインプレッションの違いの図

エンゲージメントは、自社と顧客がどのくらい強い関係性で結びついているかを表す指標です。SNS広告では、フォロワーの数やいいね・シェアの数がエンゲージメントにあたります。

 

その他にもWebサイトでのエンゲージメントとしては、滞在時間やリンクのクリック、動画視聴などが挙げられます。例えばSNSの投稿が10回に表示され、フォロワーが2人増えた場合、インプレッション数10・エンゲージメント数2ということになります。

 

【媒体別】インプレッション数の役割と確認方法

ここからは、媒体別にインプレッション数の役割や管理画面からの確認方法について解説します。

Google広告

Google広告のインプレッション数(表示回数)とは、広告がユーザーの画面に表示された回数です。広告の可視性や露出度を測定する重要な指標です。

 

認知獲得・コンバージョン獲得ともに、インプレッション数を高く保ちつつ、CTR(クリック率)やCPC(クリック単価)、CVR(コンバージョン率)とのバランスを見ながら効果測定をすることが重要です。

確認方法

  1. Google 広告アカウントにログイン。
  2. 左メニューから該当の【キャンペーン】をクリック。
  3. 該当の広告グループおよび広告から表示回数を確認する。

Google広告の表示回数(インプレッション数)確認画面

Yahoo!広告

Yahoo!広告のインプレッション数とは、広告がユーザーの画面に表示された回数で、Google広告と同様に広告の可視性や露出度を測定する重要な指標です。

 

Google広告と比較するとインプレッション数自体は下がる傾向にありますが、40歳以上やビジネスユーザーに強いという媒体の特徴もあるため、単純なインプレッション数の比較ではなくターゲット層との相性で媒体を選ぶと良いでしょう。

確認方法

  1. 広告管理ツールにログイン。
  2. 検索広告のアカウントを表示する。
  3. 画面左側のサイドメニューで【キャンペーン】【広告グループ】など、値の表示単位を選択する。
  4. 表からインプレッション数を確認する。

Yahoo!広告の表示回数(インプレッション数)確認方法

引用:https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000044575?language=ja

Meta広告(Facebook/Instagram)

Meta広告のインプレッション数とは、広告がユーザーの画面に表示された回数です。基本的な考え方はGoogle広告・Yahoo!広告と同様ですが、ユーザーのプロフィール・行動・興味関心データに基づいて広告配信されるため、同じ人に何度も広告が表示されやすい傾向があります。

 

表示頻度が高くなりすぎると、広告疲れ・スルー・ブランドイメージの低下などに繋がる恐れがありますので、Meta広告ではインプレッション数以外にもフリークエンシーの管理やリーチ数とのバランスを確認することが重要です。

確認方法

  1. 広告マネージャにログイン。
  2. 【キャンペーン】【広告セット】【広告】のいずれかを選択する。
  3. 管理画面上に表示される表からインプレッション数を確認する。

meta広告の表示回数(インプレッション数)の確認画面

YouTube

YouTubeのインプレッション数とは、動画のサムネイルがユーザーのフィードや検索結果、動画再生ページの関連動画などに表示された回数です。サムネイルの50%以上が1秒以上表示された場合のみ、1インプレッションとしてカウントされます。

確認方法

  1. YouTube Studioにログイン。
  2. メニューから該当する動画の【アナリティクス】をクリックする。
  3. 右上の「詳細モード」をクリックする。
  4. 指標の「インプレッション数」にチェックを入れて「適用」をクリックする。

YouTubeのインプレッション数確認方法

Instagram投稿

Instagram投稿のインプレッション数とは、フィードやリール、ストーリーズなどのコンテンツが表示された回数です。広告と同様に、ユーザーの目に触れる機会の増加を表す重要な指標です。インプレッション数が高い投稿はそれだけユーザーの関心が強いコンテンツなので、今後どのような投稿をすればよいか検討する際にも役立ちます。

確認方法

  1. アカウントをビジネスアカウントへ切り替える。
  2. プロフィール画面の右上にある三本線を選択する。
  3. インサイトを選択する。
  4. インプレッションを確認したい投稿を選択する。
  5. インプレッション数を確認する。

Instagramのインプレッション数確認方法

 

X(旧Twitter)

Xのインプレッション数(表示回数)は、次のような時にカウントされます。

  • ユーザーのタイムラインにポストが表示された
  • 検索結果やプロフィールページにポストが表示された
  • ポストのリンクや埋め込みが表示された

ただしXのインプレッション数には、自分が投稿をチェックした数も含まれるため注意が必要です。インプレッション数の多いポストを増やすことで、アカウントの影響力やエンゲージメントを伸ばしていくことができます。

確認方法

Xのインプレッション数は、ポスト下にある表示回数から確認が可能です。なおXアナリティクスの管理画面からも確認が可能ですが、X Premium以上のプランでのみ利用できます。

Xの表示回数(インプレッション数)確認方法

Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールのインプレッション数(閲覧数)とは、自社のビジネスプロフィールがGoogleの検索結果で表示された回数です。なおGoogleビジネスプロフィールでは、インプレッション数ではなく閲覧数と呼ばれます。

確認方法

  1. Googleビジネスプロフィールの管理画面にログインする。
  2. パフォーマンスタブをクリックする。
  3. 閲覧数を確認する。

Googleビジネスプロフィールの表示回数(インプレッション数)確認方法

インプレッション数を増やすための5つの基本ステップ

インプレッション数を増やすには、コンテンツや広告の質を高めていくことが一番の近道です。特に成果が上がりやすい重要な5つのコツをご紹介します。

1. ターゲティングの精度を上げる【広告】

広告のターゲティングで範囲を狭めすぎると、インプレッション数が伸び悩む原因になります。最初のうちはターゲットから外れすぎない程度に配信対象を広げるのがおすすめです。

 

また、広告のターゲティングでは「誰に配信するか」と同じくらい、「誰に配信しないか」を設定することも重要です。せっかくインプレッション数が増えても成果に繋がっていない場合、「ユーザーにとって有益な広告ではない」と判断されて広告自体がユーザーに表示されなくなり、極端にインプレッション数が落ち込むことも考えられます。

 

広告でインプレッション数を上げていくために大切なのは、CTRやCVR、CPAなどの数値をある程度担保しつつ、ターゲティングの精度を上げていくという考え方です。

【「誰に配信するか」の精度を上げる施策例】

  • オーディエンスリスト・オーディエンスターゲティング
  • コンテンツターゲティング
  • インテントマッチ
  • リターゲティング

【「誰に配信しないか」の精度を上げる施策例】

  • 除外設定
    • キーワード
    • プレースメント(配信面)
    • 地域
    • ターゲット層
    • デバイス

▶︎効果的なターゲティング設定で Google 広告の効果を最大化する方法(Google広告公式)

▶︎ターゲティングを活用する(Yahoo!広告公式)

2. 入札単価・予算を上げる【広告】

最も簡単なインプレッション数を増やす手段として、予算上限の引き上げや入札単価調整が効果的です。広告の全体予算を引き上げなくても、入札単価の引き上げを行うだけで、オークションの入札で競合に勝てれば、インプレッション数が増加する可能性は十分にあります

 

クリック単価の目安は「Googleキーワードプランナー」で確認可能です。競合が多いキーワードやターゲット層に対しては、まずは入札価格を適切に設定し、インプレッション数を最大化させましょう。入札額が足りずインプレッション数が低い場合は、+10〜20%ずつ上げて様子を見るのがおすすめです

3. コンテンツの品質を上げる【広告/投稿】

広告とオーガニック投稿どちらの場合でも、コンテンツの品質はインプレッション数に大きく影響します。ほとんどの媒体では、ユーザーへの関連性や有益性が高いものを優先表示するアルゴリズムが存在しますので、「誰かに共有したい!」と思ってもらえるようなコンテンツを提供できればインプレッション数は自ずと伸びていきます

 

広告・コンテンツの品質を担保するためにはいろいろな方法がありますが、主に下記の点を意識すると良いでしょう。

  • ユーザーの悩みや疑問に即答する構成にする
    • タイトルや冒頭文で「何がわかるのか」「どんなメリットがあるのか」を端的に伝えることで、興味を引きやすくなります。
  • 情報の信頼性を高める工夫をする
    • ユーザーに「読む価値のある投稿」「信頼できる広告」と感じてもらうため、データの出典を明記する・ユーザーの声や事例を盛り込むなど有益な情報を盛り込みましょう。
  • デザイン・レイアウトを意識する
    • 画像・装飾・余白の使い方によって読みやすさは大きく変わります。特にSNSでは、視認性の高いサムネイル・キャッチコピーの使い方が重要です。
  • 想定ユーザーに寄せた表現にする
    • 専門用語を減らす、またはよくある悩みに言及するなど、対象のユーザーに合わせて「刺さる言葉」を選ぶだけで反応率は大きく変わります。
  • 伝えたいことを1つに絞る
    • 伝えたい情報を盛り込みすぎると、逆に何を伝えたいのかが曖昧になります。広告文・投稿文ともに「1投稿=1メッセージ」が基本です。

4. ユーザーに合わせた配信計画を立てる【広告/投稿】

配信スケジュール(広告/投稿)

インプレッションを増加させるためには、ターゲットがアクティブになる活動時間に合わせて配信するのが効果的です。

 

基本的には朝の通勤・通学時間帯や、休憩時間、帰宅後から就寝時間前の時間帯は、多くのSNSでユーザーが活発になります。反対に、BtoB広告なら営業時間内の8:00〜19:00ごろに集中して配信するのが良いでしょう。

 

自社のインサイト機能などを分析し、アクティブユーザーが多い時間に絞って配信スケジュールを計画して効率的にインプレッション数を伸ばしましょう。

頻度・投稿数(投稿)

投稿数が少ない場合は、単純にユーザーとの接触機会が足りずにインプレッション数が伸びないという原因も考えられます。SNS投稿でインプレッション数を伸ばしたい場合は、コンテンツの更新頻度が担保できるように制作体制を整える必要があるでしょう。

【目標投稿頻度】

  • Instagram
    • 通常投稿・リール:2〜3日に1回
    • ストーリーズ:1日1回以上
  • X
    • 1日3〜5回
  • YouTube
    • 2〜4日に1回
  • TikTok
    • 2〜3日に1回

5. ハッシュタグを活用する【投稿】

ハッシュタグを上手く活用することで、ハッシュタグ経由でのインプレッション増加も見込めます。投稿の数が多いハッシュタグはビッグワード、投稿の数が少ないハッシュタグはスモールワード、その中間がミドルワードと分類されています。

 

例えば「#旅行」がビッグワード、「#女子旅記録」がミドルワード、「#石垣島グルメ」がスモールワードと、投稿数が少ないほど情報の粒度が上がっていくイメージです。

プラットフォーム 上限数 推奨
Instagram 30個 3〜5個
X(旧Twitter) 制限なし 2〜3個
YouTube 60個 3〜5個
TikTok 制限なし 3〜5個

近年では、ハッシュタグの数にこだわるよりも、投稿との関連性が重要との見解も広がっています。インプレッションを増やしたいからと上限まで登録してもスパムと認識されてしまう可能性もあるため、ビッグ・ミドル・スモールのバランスを見ながら厳選しましょう

インプレッション数が多いのに成果が出ない原因

主に広告で、インプレッション数が多いにも関わらず成果(コンバージョン)が低いと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。ここからはそういった方のために、誤解されやすいインプレッション数の意味と、成果が出ない時の改善策について解説していきます。

誤解されやすいインプレッション数の意味

インプレッション数が多いことで多くの人に届いたと誤解されがちですが、インプレッション数はあくまで表示回数です。インプレッション数が高い=必ずしも成果に繋がるわけではありません。

 

広告やコンテンツを見たユーザーの数はリーチ数としてカウントされるため、多くの人に届いたかどうかはインプレッション数では判断ができません。また、仮にインプレッション数が多かったとしても、きちんと理想のユーザー層(アクションを起こしてくれるユーザー)に届けられたかも成果に大きく影響します。

表示されるだけでは効果がない

認知広告では表示されただけでも一定効果がありますが、「成果」という観点から見ると、広告や投稿は表示されるだけではなく、コンバージョン/エンゲージメントがあって初めて目に見える成果が出たということになります。

 

繰り返しになりますが、インプレッション数はコンバージョンを獲得するためのステップの一つに過ぎません。インプレッション数だけを増やしても、その先の行動喚起までできたとは言えないのです。

課題になりやすい「見られていない広告」の例

次のように、インプレッションにはカウントされているものの、実際はユーザーの目に入っていないというケースも多々あります。

  • 読み込み速度が遅く、広告が完全に表示される前にユーザーが離脱している
  • 自動スクロールにより一瞬だけ表示されている
  • 広告ブロックツールの影響により実際には表示されていない
  • 1ページに広告が多すぎる など

インプレッション数だけではなく、リーチやエンゲージメント、クリック率など他の指標と組み合わせて効果測定を行うことで初めて正確に広告の効果を把握できます。

成果が出ないときの改善策

インプレッション数が多いものの成果が出ないという場合には、これから解説する改善策をもとに、クリック率やコンバージョン率の向上を図りましょう

表示する場所・回数を工夫する

ページ上部やファーストビューの下、ページが長い場合は中間にも表示させるなど表示する媒体に応じて表示場所にも工夫が必要です。また表示が多すぎてもCTR向上は見込めないため、フリークエンシーの設定を行い、1人あたりに配信する回数を検討するのがおすすめです。

競合分析を行い差別化ポイントを強化する

自社の広告やコンテンツばかりに囚われて、競合への対策を疎かにしていませんか?競合調査を行うことで、効果的なコンテンツの特徴を理解することができます。大切なのは、競合にはない差別化ポイントを作ることです。それが自社独自の訴求ポイントがあればあるほど、ユーザーの反応は必ず良くなります。

動画は最初の3秒でインパクトを与える

動画では、最初の3秒でユーザーを惹きつけられるかどうかが最も重要なポイントです。長く見てもらうために、ユーザーを引き込むようなテロップや冒頭にインパクトのある切り抜きを入れるなど、工夫が必要です。

広告とLPのメッセージを統一する

広告では、せっかくクリックしても、遷移したLPで訴求内容やトンマナが大幅に違う場合は離脱の恐れが高くなります。トンマナとは「トーン&マナー」の略称で、デザインや文言などに一貫性をもたせるルールを指します。広告やLPで伝える内容やトンマナは必ず統一し、ユーザーの混乱を避けましょう。

入力フォームを最適化する

せっかくユーザーが問い合わせや申し込みのステップに進んでも、入力フォームが操作しにくいというだけで離脱の原因になります。ユーザーが購入問い合わせや申し込みをスムーズに行えるように入力フォームを最適化し、コンバージョン率を向上させましょう。

【EFO施策の一例】

  • 必須項目・任意項目をわかりやすくする
  • デバイスごとに最適な入力フォームにする
  • 入力サジェスト機能を取り入れる
  • 入力項目は必要最低限にする
  • CTAボタンをわかりやすく設置する
  • リアルタイムでエラーを表示する

▶︎関連記事

成果が出るCVR改善の基本と施策選び|設計・実践のコツを徹底解説

合わせて知っておきたい「インプレッションシェア」

インプレッションシェアとは

インプレッションシェアは主にGoogle広告やYahoo!広告で使われる指標で、広告が表示される可能性があった回数(表示機会)のうち、実際に広告が表示された割合を表す指標です。

 

例えば、月間10,000回の表示チャンスがあり、実際に広告が表示されたのは6,000回だった場合のインプレッションシェアは60%です。「インプレッション数6,000」という数字だけを見ると数値の良し悪しの判断は難しいですが、「インプレッションシェア60%」と考えると、改善の余地がどのくらいあるかを数値で把握することができます。

 

インプレッションシェアを確認することで、広告の取りこぼし状況や競合との勝率が可視化できるため、特に「配信量が少ない・成果が出ない」と感じたときは、この指標を確認することで改善の方向性が見えてくることもあります。

インプレッションシェアが低い主な要因

一般的に、インプレッションシェアは60〜80%が目安です。それよりも低い場合は、下記が影響している可能性がありますので当てはまる項目がないか確認しましょう。

  • 予算不足でリーチ可能なユーザーに表示しきれていない
  • 入札単価が低いため他社の広告に負けている
  • 広告ランクが低い(品質スコアが低い)

 

インプレッションシェアが低いということは、競合他社との広告オークションで負けている可能性が高いです。基本的な改善策はインプレッション数を上げる時と同じですが、単価・予算・広告ランクなど、どの原因の割合が高いかを分析して改善の優先順位を決めましょう。

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